新入社員研修の一環として、地域科学研究所で使用しているシステムを用いて、

街を歩き、公共空間をどう活用できるか現地を見ながら考えました。

まず準備として、新入社員さんに地図システムで簡易なアプリを作成してもらいました。

その後街を歩き、気づき・発見があった点を写真に撮り、地図上にコメントを残します。

マッピングを行い、場所の特徴や感想を並べて、どうしたらこの公共場所を有効活用できるか、

その案を提案として作成します。

普段歩きなれた場所でも、改めて「どう活用できるのだろう？」という視点を持ってみると

今まで気づかなかったその場所の利点や、改善点が見えてきます。

「まちづくり」案の作成は、学生時代に経験がある方もいるようですが、

社会人として、具体的な効果や、その案の事業者を誰にするかなど、より現実的なところまで考えてもらったため

新入社員の皆さんは難しさを感じつつも、新たな視点に気付き、新鮮だったようです。