Action
地域科学の実践
2024年6月20日
祖母山麓の小さな音楽会
心地よい陽の光が新緑を照らす正午。
20年前に廃校となった小学校跡地「あ祖母学舎」のグラウンド「TEN-BA」にて
小さな音楽祭が始まりました。
この音楽祭は、2023年の秋に開催され好評だったことから、第2回目の開催となりました。
キャンプ×音楽×食
音楽は、大分県山香町で音楽活動と古楽器づくりをしているbaobabさん。
食は、竹田市の城下町でイタリアンレストランを営むkanas kitchenさんが担当しました。kanas kitchenさんのお二人は、baobabさんのファンでもあり、今回の企画には並々ならぬ力を入れていただきました。
2ヶ月ほど前から、少しでもbaobabさんの音楽に沿う料理をと日々考え、お料理だけでなく、九州で守り継がれてきた在来の食材たちを実際に見てもらえる展示物や、ビュッフェのテーブルの隣にハーブ畑も設置して、収穫しながらお料理を楽しんでもらえるひと時を演出してくれました。
TEN-BAの可能性を拡げる
当日はbaobabさんの音楽とkanas kitchenさんの食を楽しんでいただく機会を作ることができました。
お客様にはそのままゆっくりと広いスペースでキャンプを楽しむ方もいらっしゃいました。
キャンプ×音楽×食と、広いグラウンドのスペースの可能性を感じることができました。
小さな音楽祭ということで、大規模より小規模にこだわり、引き続き開催をしていきたいと思います。
懐の深い祖母山の魅力を掘り下げる企画をこれからも実践!
実はこの祖母山麓は、非常に懐が深く、日本100名山の一つでもある祖母山は1500万年前に海底隆起によりできた名峰です。その麓に広がる30万年以上前に阿蘇山の噴火でできた独特な景観となっている柱状節理でできた神原渓谷や、祖母山信仰や神話の伝わる神社(ちなみに祖母山は神武天皇の祖母にあたる豊玉姫を祀る霊峰)や、豊富な湧水スポットが点在し、夏には河川プールで賑わうスポットもあります。
ちなみに次回企画中なのが、7月14日の祖母山麓5合目の珈琲トレッキング。
祖母山の神原口から5合目までのトレッキングと、バリスタによる珈琲の淹れ方講座を山小屋で楽しむトレッキング企画です。
このエリアの魅力を掘り下げる企画をこれからもPUBLIC+チームでは進めていく予定ですので、ぜひ一度祖母山麓に訪れてみてください。
今回の音楽祭について、PUBLIC+のnoteに詳しく書いておりますので、ぜひこちらもご覧ください♪