Out of KidZania in おおいた 2025
2025年10月29日
- 今年もOut of KidZaniaに出展させていただきました!
5月10日・11日の2日間、トキハ本店にて「Out of KidZania in おおいた 2025」が開催されました。
地域科学研究所の仕事体験ブースでは、小学1年生から中学3年生までの子どもたち47名が「システムエンジニアのお仕事」を体験しました。
今回のイベントは、大分県で2回目の開催。
子どもたちが実際の企業で“働く”ことを体験しながら、社会や仕事の楽しさを知ることを目的としています。
身近なテーマをもとに、システム開発の流れをわかりやすく体験できるプログラムとなりました。
- 体験のゴール
このプログラムでは、子どもたちに「システムエンジニアの仕事」を体験してもらううえで、2つの目標を設定しました。
①お客様の話をしっかり「聞く力」「伝える力」を感じてもらうこと
②お客様の喜びを自分の喜びとして感じ、達成感を味わってもらうこと
システムエンジニアの仕事は、技術だけでなく“人との対話”が大切です。
子どもたちは「お客様役」とのやり取りを通じて、相手の要望を聞き出し、形にしていくプロセスを体験しました。
ただ作るだけではなく、「どうしたら喜んでもらえるか」を考えることの大切さを学びました。
- プログラムの内容
今回のテーマは「給食献立システム」。
学校の先生が「給食の献立表が見づらい」と困っている設定で、子どもたちはシステム画面の設計から納品までを体験しました。
まず、先生(お客様役)の要望を聞き取り、ワークシートにメモ。
その内容をもとに、当社のノーコードツールを使って画面を作成しました。
プログラミングの知識がなくても、直感的に操作できる仕組みで、みんな夢中になって操作していました。
途中で“バグ”を見つけるシーンもありましたが、生成AI(ChatGPTなど)に相談しながら解決。
現場さながらのやり取りを通して、子どもたちは課題解決の楽しさを実感しました。
完成した画面を先生に説明しながら納品すると、「ありがとう!」という言葉に笑顔があふれ、会場は温かい雰囲気に包まれました。
- 子どもたちの声
体験後のアンケートでは、たくさんの嬉しい声をいただきました。
「自分が分かりやすいだけじゃなく、お客さんが分かりやすいことが大事だと思った」
「バグを直す作業が楽しかった!」
「最初は難しかったけど、慣れてきたらどんどん楽しくなった」
「お客さんに質問して考えるのが面白かった」
みんなが主体的に考え、夢中になって取り組む姿が印象的でした。
- さいごに
今回のプログラムを通して、子どもたちは「伝える力」「聞く力」「考える力」を存分に発揮してくれました。
システムづくりに夢中になる姿や、お客様の笑顔を見て喜ぶ様子に、私たちもたくさんの元気をもらいました。
地域科学研究所では、これからも子どもたちの「未来につながる学び」を応援していきます。
地域とともに、次の世代を育てていけるよう取り組みを続けてまいります。