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地域科学の実践
2022年5月12日
~廃校×キャンプを模索する~
朴木小学校は大分県由布市にあり、赤い屋根のかわいらしい木造の建物が特徴です。
2011年に111年の歴史に幕を下ろしましたが、今は地域科学研究所のサテライトオフィスとして活躍中です。
朴木小学校だけでなく、現在も全国各地に存在している旧学校施設。もともと地域の拠点であり、簡単に取り壊すことはできません。しかし、有効な活用事例が少ないことも大きな課題となっています。
そんな小学校の活用事例を増やそうと「ほおのきグランドキャンプ」を企画することにしました。今回はグランドキャンプに参加したママ社員さんの感想を記載したいと思います。
私が「ほおのきグラウンドキャンプ」に参加した理由
昨今は公園利用ルールの厳格化や子供の声を不快に感じる住民とのトラブルが原因で、子どもの外遊びが減少している話を耳にするようになりました。さらに外で遊ぶよりゲームやスマホなどの屋内で遊べるツールが充実してきたため、遊び場、遊び方も以前とは変わってきたように感じます。
そんなもやもやを払拭するために今回、旧朴木小学校をまるっと利用した「ほおのきグラウンドキャンプ」に参加しました。参加することを知った子供たちは、行く前日からソワソワして、とても楽しみにしていました。
ほおのきグラウンドキャンプはワクワクがいっぱい
もともと学校施設ということもあり、子どもだけでなく、大人も懐かしい気持ちになり、ワクワクする要素がたくさんありました。
普段学校では「廊下は走らない!」と叱られるところですが、廊下を思いっきり走っている子供たちを見ると、私も童心に返って子供たちと追いかけっこできたのはとても楽しかったです。
廃校を思い出づくりの場所に
子どもの頃、「学校から帰らずに、友達とずっと遊んでいたい」と思ったことはありませんか?
「学校」という役割が終わっても、その場所に残り続ける廃校の役割。勉強だけでなく、自由に遊び、地域と交わり、そこから生きる力を学ぶことができる場所、そんなポテンシャルを秘めた場所が朴木小学校の役割なのかもしれません。
校庭に寝そべって星を眺めたり、校庭でテント張って泊まってみたり、生まれ変わった朴木小学校で最高の思い出を作り続けたいです。
今後も色々なイベントが開催される予定ですので、是非チェックしてみてください。