Action
地域科学の実践
2019年10月6日
旧日代小学校のグラウンドのPossibility(可能性)をさぐる社会実験
目の前が海、さらにすぐそばに2億4千年前の地層が隆起した網代島という無人島まである最高のロケーションの旧日代小学校の社会実験をまちの方々と行いました。
このロケーションを活かした使い方ができないか?という話が持ち上がり、会議室で話し合うより、いきなりグラウンドで可能性を探るキャンプ社会実験をしてみましょうよ!という流れで、津久見市まちづくり課の方々が主体となり、グラウンドキャンプ社会実験が実現しました。
思い思いの可能性を探る実験を実施
自治会の方々、議員の方々、津久見市職員の方々など様々な立場の方と、弊社スタッフも参加し、旧日代小学校のグラウンドの活用可能性を探る実験を行いました。伝馬船という手漕ぎの船で、島クルーズしてみたり、釣りをしてみたり、塩を作ってみたり。参加したい人が思い思いに企画し、実施しました。
夜は、自治会長さん、議員さん、区長さん、市長も参加して、食事や宿泊実験も。立場を超えて、グラウンドキャンプで火を囲みながら、今後の日代小学校の活用についてビジョントークという斬新なスタイルでした。
計画を作るより、風景を作ってみることで、可能性が見えてくるという利点も今回の社会実験で見えてきました。なによりも、楽しみながら行えたことで、参加した方々にやりたいとい「想い」が生まれた社会実験となりました。まず実践し、そこから次のアクションを決めていくという地域の合意形成手法としても可能性を感じた社会実験でした。
実験の内容は、津久見市のホームページにて。