Action
地域科学の実践
2020年12月10日
サウンディングとは?
そもそもサウンディングとは・・・
sounding(調査・打診)という名詞の意味からきていて、
まちづくりや公共施設の有効活用を行うときに、事業検討の早い段階で民間事業者から広くアイデアや意見を聞いて
情報収集を行う手法のことです。
一度は役割を終えた公共施設。
けれども、かつては住民の方々に愛され、役に立ってきました。
今回サウンディング調査をツアー形式で行い、
民間事業者の潜在的なニーズを把握し、公共施設活用の可能性を調査しました。
現場を見ること
実際に現場を見て、施設だけでなく周りの様子も観察します。
新しい活用方法がないか、廃止の方向で考えるのか…。
公共施設は税金を使って管理をしているため、
行政側だけが考えるのではなく、一般の方も一緒に考えることができるとても良い機会となりました。
ディスカッション
ツアーの最後は行政と民間でのディスカッションを行いました。
施設ごとに立地や形状が違うため、それぞれに特徴や課題があります。
施設の経営改善や方針の見直しに向けて、議論は盛り上がりを見せました。
竹田市だけでなく、様々な自治体で公共不動産の活用方法について考える機会は増えてきます。
地域科学研究所では社会実験やサウンディング調査を行い、まちづくりに取り組んでいきます。